山形県庄内町の「三ヶ沢の乳イチョウ」 (2007.9、戸次さん)


 山登りの好きな戸次さんから2つ目の巨木の写真を送っていただいた。山形空港から鳥海山に向かう途中で写されたと言うことであった。樹高16m、幹周7.4mで、樹齢350年と推定され、県の天然記念物に指定されている雄株の銀杏である。乳柱が発達していて「三ヶ沢の乳イチョウ」と呼ばれている。曹洞宗霊輝院の境内にあるので、「霊輝院の乳イチョウ」とも呼ばれる。
 JR陸羽西線の狩川駅、羽越本線の鶴岡駅から1日3本のバス(庄内バス)が出ているが、いずれも近くを通るだけで2kmほど歩かねばならない。狩川駅か羽越本線の藤島駅からタクシーで5kmを乗って、三ヶ沢(みかさわ)の霊輝院まで走って貰うのが良さそうである。車の場合は、山形自動車道を鶴岡ICで降りて、7号線の南を走る道路から鶴岡駅に出て345号線を狩川方面に向かう。庄内町に入ってからは真っ直ぐに道をとり、三叉路を右折して南下すると4kmほどで三ヶ沢の集落に付く。後は、霊輝院を探せばよい。


見事に発達した乳柱


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