鳥取県南部町の「浅井の大エノキ」 (2003.12.28、2004.5.6、圓岡さん)


 米子の圓岡さんから、日本第3位のエノキの写真が届いた。以下は、圓岡さんのお便りからの抜粋である。なお、2004年10月1日に、鳥取県西伯郡会見町と鳥取県西伯郡西伯町が合併して「南部町」となり、「会見町」という町名が無くなった。
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 私の住む鳥取県米子市のすぐ近くに会見町という町が有りますが、会見町役場に勤務する人もほとんど知らない「大エノキ」が有ります。28日は天気が良かったので妻と一緒に会見町のエノキの写真を撮りに行きました。幹周7.5m、樹高25m(環境省調べ)です。すでに落葉しており絵になりません....来春は新緑の写真を撮ってお送りします。(いえいえ、樹形が素晴らしく、素敵な絵になっていますよ。もちろん、来春の新緑が楽しみです。頂き次第、追加いたします。−−管理人)
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 お約束の新緑のエノキの写真である。春5月に送って頂いていたのに他の画像に紛れて見失い、遅れてしまった。大失敗である。やはり、緑の衣をまとったエノキは美しい。周囲の景色も一変している。木々たちには一番嬉しい季節である。
 この文章を書いているいま、2月、この季節には、大エノキも雪の中でじっと春を待っているのであろうか。(2000.2.6)
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 奥様の大きさから木の大きさが実感される。中央が空洞になっているが、樹勢はとても盛んなようだ。ちなみにエノキの幹周第1位は徳島の一宇村にある「赤羽根大師の大エノキ」で幹周は8.70mであり、2位は同じ徳島県池田町の7.9mのものである。
 会見(あいみ)町は米子市から南南東へ10kmであるが、会見町の浅井という集落のはずれにこの巨木がある。

初夏5月、若緑の葉をつけた大エノキ(2004.5.6)


年の暮、すっかり葉を落とした大エノキ。樹形がくっきりと解る(2003.12.28)



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