愛媛県三崎町の「三崎のアコウ」 (2005.5.23、Nornさん)


 誰しも一度行ってみたいと思う、長い長い岬の先端の町、三崎町には、日本最北端と言われるアコウの巨木が自生している。元は7本あったが、今は4本と云われている。そのうちの3本の見事な写真をNornさんが送って下さった。
 最大のものは、幹周7.0m、樹高13.5mと言われるが、樹高も幹周ももっと大きそうに思われる。その他のものも環境庁調査では、6.6m、6.05mと書かれている。アコウはクワ科の木で、他の木に絡みついて成長し、気根を伸ばしながらどんどん大きくなって、最後には元の木を締め付けて枯死させてしまう。熱帯ジャングルに育ちそうな恐ろしげな木である。イチジクと同じで5月頃に沢山の花嚢を付ける。
 愛媛県松山市駅からは、1日3本(8:15、10:55、15:55)の三崎行きのバスが出ている。所要時間2時間45分、2620円也である。九州からはもちろん、対岸の佐賀関から出るフェリーが速い。1日10便ほどがある。

三崎町では最大のアコウの木




2本目のアコウの木−人家の大きさと比較できる



3本目のアコウの木−この木は背が高い



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